アクション映画にストーリー性を求めるのは間違っているのだろうか[映画レビュー]
2015年9月15日 映画レンタルショップの新作コーナー行くとありません?
外箱パッケージ、陳列のされ方、POPを見ただけで「アッこれ完全にあかんやつだ」臭を漂わせるあからさまな地雷。
もう違うんですよね。名作凡作とは。
さして話題に上がらなかったくせにメジャータイトルと同じくらい入荷されてる時点で危険なスメルを放ってるのに、独特のアヤシイオーラすら出ている。
こいつらだけは借りるまいと心に誓った時期が私にもありました。
レンタルDVDの予告PVという瘴気にあてられてしまい、香ばしい匂いを漂わせる作品をレンタルしてしまったのでそのレビュー。
予告PVの超絶coolなアクションに魅せられてしまったのが運の尽き。
一言で表すなら、演出がヘタクソ。
PVにもあるように、’13年に事故死したポール・ウォーカー氏が主演だ。これが氏の遺作にならなかったことは喜ぶべきことだ。
広報は「究極の【ゼロG】アクション」言いたかっただけちゃうんか疑惑ある。
・ストーリー
淡々と物語が進行するせいか盛り上がりに欠ける。
思考停止してアクションを楽しもうにも、話のチープさが目についてしまう。
ストーリーはシャレオツなアクションのつなぎ感覚なのだろう。
途中で驚愕の事実が明らかになるが、伏線の引き方が雑に見える。
・アクション
今作最大の目玉。予想の斜め上をいくアクションシーンには抱腹絶倒間違いなし。
フィールドを最大限利用した立体的なアクションには度肝を抜かれる。
しかし魅せ方が悪い、PVで抱いた血潮が沸き立つような感覚はあまりなかった。
アクションはアツいというより、動きの美しさを追求しすぎたせいで盛り上がりに欠ける。
空手の対人戦を見に行ったつもりが型の大会だった感じ。人によっては拍子抜けしてしまうかも。
・キャラクター
敵であるギャング勢のキャラクターが濃いため、主人公ズがかすんで見えてしまう。
ギャングの元締めは癒しキャラ。自分の身よりも愛車の心配をしたり不法侵入者そっちのけで料理してたりとってもチャーミング。彼がいたおかげで90分間堪え切れたようなものだ。
ギャングの一般団員はヤクをキメすぎたせいで相当おまぬけさんになっている。ガバガバ警備はこいつらのせい。
幹部陣はまともかと思いきやところがどっこい、クソレズっぽい女性がヒロインに攻めの姿勢を貫くので、そういうのが好きな人は思わぬ展開に心躍ることだろう。
これがアクション映画なら劇場版遊☆戯☆王もアクション語れるんじゃないかな(暴論)
おそらく2回目以降の視聴でその良さが分かるタイプの映画。2回も見ようと思う人がいるかはさておき。
・ストーリー
薬物摂取したせいで脳みそ解放ぽよよよ~んした女性のお話。
ESPモノは数あれど、脳のリミッターが段階的に開放されていく様子を描いた作品は珍しいのではないだろうか。
SFアクションよりも、人間が隠し持つ神秘性にスポットを当てている。
ストーリー序盤、主人公の心境を表した差し込み映像が流れるのだが、必要性が全く感じられない。
監督の意図はなんとなしに伝わってくるが、やるなら最後までやりましょうよ。中途半端はいけない(戒め)
先述の通り脳みそが覚醒していく様を描いているのだが、監督の「脳の機能が解放された人間」像はユニークでなかなか面白いとは思ったものの、発想があまりにも突飛で付いていけない。
・アクション
期待外れ。
脳の覚醒と聞いてド派手なESP戦を期待してレンタルしたので相当な肩すかしを食らった。
SFにアジアアクションのフレーバーを少し混ぜた程度。
ただ、カッコイイお姉様が屈強な男たちをなぎ倒していく様は爽快。
あれこれSF要素いらないんじゃないのとか言ってはいけない。
・映像美
神秘性に重きを置いているためだろう、それを十二分に表現するためか映像の美しさは抜群。
映画館の大スクリーンで見ればその壮大さに息をのんだかもしれない。
ストーリーより映像に力入れてしまったのではなかろうか。
便所のラクガキレビューを書いていて気付いたのですが、双方ともリュック・ベッソン氏が関わっています。
Taxiは非常に楽しめた記憶があるので、彼の作品と相性が悪いわけではなさそうですが……
外箱パッケージ、陳列のされ方、POPを見ただけで「アッこれ完全にあかんやつだ」臭を漂わせるあからさまな地雷。
もう違うんですよね。名作凡作とは。
さして話題に上がらなかったくせにメジャータイトルと同じくらい入荷されてる時点で危険なスメルを放ってるのに、独特のアヤシイオーラすら出ている。
こいつらだけは借りるまいと心に誓った時期が私にもありました。
レンタルDVDの予告PVという瘴気にあてられてしまい、香ばしい匂いを漂わせる作品をレンタルしてしまったのでそのレビュー。
フルスロットル 2014年公開 アクション
潜入捜査官とチンピラのタッグがフルスロットルでギャングに立ち向かう物語。
予告PV https://www.youtube.com/watch?v=OQegEQCpEOE 引用:You Tube
予告PVの超絶coolなアクションに魅せられてしまったのが運の尽き。
一言で表すなら、演出がヘタクソ。
PVにもあるように、’13年に事故死したポール・ウォーカー氏が主演だ。
広報は「究極の【ゼロG】アクション」言いたかっただけちゃうんか疑惑ある。
・ストーリー
淡々と物語が進行するせいか盛り上がりに欠ける。
思考停止してアクションを楽しもうにも、話のチープさが目についてしまう。
ストーリーはシャレオツなアクションのつなぎ感覚なのだろう。
途中で驚愕の事実が明らかになるが、伏線の引き方が雑に見える。
・アクション
今作最大の目玉。予想の斜め上をいくアクションシーンには抱腹絶倒間違いなし。
フィールドを最大限利用した立体的なアクションには度肝を抜かれる。
しかし魅せ方が悪い、PVで抱いた血潮が沸き立つような感覚はあまりなかった。
アクションはアツいというより、動きの美しさを追求しすぎたせいで盛り上がりに欠ける。
空手の対人戦を見に行ったつもりが型の大会だった感じ。人によっては拍子抜けしてしまうかも。
・キャラクター
敵であるギャング勢のキャラクターが濃いため、主人公ズがかすんで見えてしまう。
ギャングの元締めは癒しキャラ。自分の身よりも愛車の心配をしたり不法侵入者そっちのけで料理してたりとってもチャーミング。彼がいたおかげで90分間堪え切れたようなものだ。
ギャングの一般団員はヤクをキメすぎたせいで相当おまぬけさんになっている。ガバガバ警備はこいつらのせい。
幹部陣はまともかと思いきやところがどっこい、クソレズっぽい女性がヒロインに攻めの姿勢を貫くので、そういうのが好きな人は思わぬ展開に心躍ることだろう。
LUCY/ルーシー 2014年公開 SF/アクション
ひょんなことから脳のリミッターが外れた女性が、その力を覚醒させる。
予告PV https://www.youtube.com/watch?v=sx_bLvKF6o4 引用:You Tube
これがアクション映画なら劇場版遊☆戯☆王もアクション語れるんじゃないかな(暴論)
おそらく2回目以降の視聴でその良さが分かるタイプの映画。
・ストーリー
薬物摂取したせいで脳みそ解放ぽよよよ~んした女性のお話。
ESPモノは数あれど、脳のリミッターが段階的に開放されていく様子を描いた作品は珍しいのではないだろうか。
SFアクションよりも、人間が隠し持つ神秘性にスポットを当てている。
ストーリー序盤、主人公の心境を表した差し込み映像が流れるのだが、必要性が全く感じられない。
監督の意図はなんとなしに伝わってくるが、やるなら最後までやりましょうよ。中途半端はいけない(戒め)
先述の通り脳みそが覚醒していく様を描いているのだが、監督の「脳の機能が解放された人間」像はユニークでなかなか面白いとは思ったものの、発想があまりにも突飛で付いていけない。
・アクション
期待外れ。
脳の覚醒と聞いてド派手なESP戦を期待してレンタルしたので相当な肩すかしを食らった。
SFにアジアアクションのフレーバーを少し混ぜた程度。
ただ、カッコイイお姉様が屈強な男たちをなぎ倒していく様は爽快。
・映像美
神秘性に重きを置いているためだろう、それを十二分に表現するためか映像の美しさは抜群。
映画館の大スクリーンで見ればその壮大さに息をのんだかもしれない。
ストーリーより映像に力入れてしまったのではなかろうか。
Taxiは非常に楽しめた記憶があるので、彼の作品と相性が悪いわけではなさそうですが……
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